広末涼子、子どもたちへの思い、演技にこめて

来年放送予定のテレビ東京開局50周年特別企画ドラマスペシャル『永遠の0』(同局系で3夜連続放送)の撮影が、今月11~13日に鹿児島県鹿屋市内で行われたロケを持って終了。クランクアップに立ち会った女優の広末涼子は「次の世代の子供たちに戦争を味わわせないように。そして明るい未来を作ってもらえるように。そんな風にみなさんに見ていただけたらうれしい」と、作品に込めた思いを語った。

零戦パイロット・宮部久蔵を演じる向井理

 2013年に映画化もされた小説家・百田尚樹氏の同名小説を俳優・向井理主演でドラマ化。祖父の歴史を調べる孫の視点から、「臆病者」「卑怯者」と酷評される一方で、天才的な操縦技術を持っていた特攻隊員・宮部久蔵の真実の姿を探るべく、現代と過去を交錯させながら綴った原作により忠実な脚本で描いていく。

 撮影は、6月上旬のクランクインから約5ヶ月間(戦争、戦後パートは9月に撮了済み)に及び、10月から撮影に入った広末は「戦時パートはいろいろな意味で大変だったと思います。平和を願う気持ちを精一杯込めて演じさせていただきました」と、ほかの出演者やスタッフをねぎらった。

テラ RMT
ラグナロク RMT
アイオン RMT